型にはまろう!
ジャズに限らず、何か芸術的な事をしている方でしたら必ずこう思うのではないでしょうか?
人と違った事がしたい
でも思ったからと言って誰もが天才ではないワケで、それでも無理して変わった事をやっていると単なる変人として扱われてしまいます。
人と違った事、つまり型破りな事をするにはどうすればいいか?
以前他所でも書いたのですが、二代目市川亀治郎氏(現・四代目市川猿之助)の言葉を借りれば「型破りな事をする為には型にはまること」です。
つまり伝統の継承でしょうか。
先人達の残してくれたもの(ジャズで言えばビバップなど)をきちんと学習するということです。
まさに温故知新というワケですね。
ジャズの場合、もっと具体的に言えばオリジナルのコード進行通りにちゃんと弾いてみるってことも大切だと思います。
Ⅱm7−Ⅴ7のフレーズなんて、私の場合ですがⅡを飛ばしていきなりⅤにいってしまうことが多いですね。
とにかくきっちりとオリジナルのコード進行を型どって弾いてみることをお勧めします。
そうしているうちに、ここが何か足りないとかもっとこうしたいといった感じになってきます。
過去から学ぶことは思った以上にたくさんあるものです。
さあ、あなたも型にはまってみませんか?