Dead Musicians Society

日々の話や音楽工房ピーチジャムのことを綴っていきます

ギター、ギター、ギター!

久しぶりに楽器フェアに行ってきました。

この前行ったのは何年前か忘れるほど久しぶりでした。

今回は東京ギターショーも兼ねていたため、ギター関係のブースがかなり多めだったようです。

最近では、もっぱら箱ものギター中心に弾いている為、今更新しいギターを買おうという考えはもともとありませんでしたが、ギターという楽器が今後どうなっていくのかとか、そういった事も知りたくて来たような感じです。

会場ではあちこちでミニライブのようなものが開催されていました。

これも最近の流行りなんでしょうか、女の子のシンガーソングライターが多かったですね。

名前も歌い方も、何か雛形があるかのように似ていました。

ですから感想などは割愛させていただきます。

 

さてさて今回は色々と興味深いギターを発見いたしました。

まずこちら。

SagoというメーカーのSeed Kotetsuというギター。

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このギター、なんと29フレットもあるんです。

しかも下の方に延ばす感じで。

つまり7弦ギターの音域を6弦でカバーするというギターなんです。

5フレットにカポをすれば普通のギターと同じ感じで弾く事ができます。

6弦ギターですので、7弦に比べて弾きやすいですし、ピックアップも制限なく選べます。

弦も普通に売られている弦がなんとか使えるらしいです。

7弦のセットはちょっと高くつきますからこれはありがたいですね。

残念ながら試奏はできなかったのですが、かなり人気があるようです。

なかなかの目の付け所ですよね。

試奏したかったのですが、何人か順番待ちしていたので断念。

試奏するほどの興味は、無かったのかもしれません。

でもほんのちょっと、ギターの未来を垣間見た気がしたのは事実です。

そして今回、私がもっとも注目したのは「Relish Guitar」。

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なんて美しい!

スイスのメーカーらしいです。

言われてみれば、なんとも言えないスイスらしい自然を意識した優雅な形をしていませんか。

今回の痛恨のミスはこのギターを試奏できなかった事なんです。

手にはしてみたのですが、ちょっと混んでいて断念したんです。

you tubeに色々動画がありました。


Relish Guitars' Jane Owners Manual

 


TOKYO GUITAR SHOW REPORT #09 Relish Guitars from Switzerland

 このギターは2種類ありまして、アルミコア(上のビデオのヤツ)が "Jane"、でもう一つはウッドコアの "Mary"。

名前も女性の名前となっていて洒落てますね。

とにかく持っているのが楽しくなるギターなんです。

ああ、本当に試奏したかったな〜。

 

他にはmojo toneという、どうやらピックアップのメーカーらしいですが、そこのブースにあったアンプがとても良い音をしていましたね。ちょっと調べたらこのメーカーでオーダーメイドで作れるアンプらしいです。きっと良いお値段するんでしょうね。

このアンプも試奏したかったのですが、何やらずっとメセニーの「Bright Size Life」を気持ちよさそうに弾いている方がおりましてここも断念。

あとは別会場のエフェクターを物色。

最新のギターシンセを弾いてみましたが、もうほとんどレイテンシーが無いんですね。

技術の進歩は恐ろしいものです。

 

Relishギターもそうですがアルミ素材といいますと、私たちの世代ですとその昔、トーカイのタルボというアルミ製のギターがあってなんじゃこのガラクタギターはなんてバカにしていたものですが、なんとこのタルボ今だに現役だったんですね。しかも続々と新商品も出ているとは。ちゃんとタルボの専用コーナーもありました。いや〜驚きです。

 

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あんなおもちゃみたいなギターがこんなにも長い間愛され続けていたなんて、何か込み上げてくるものがありますね。

 

今回はあっという間の6時間でした。

いや〜、本当に楽しかったな〜。

また次回も行ってみたいと思います。

 

ギターは小さなオーケストラ」と呼ばれて久しいですが、その頃こんなにもギターが進歩していくなんて誰が思ったことでしょう。

そしてギターはこれからもどんどん進歩していくことでしょう。

我々もギターに負けず劣らず、進歩していかなくていけませんね。

 

では今回もまたまた進歩的なギターをどうぞ。

今回はビートルズのナンバーです。

それでは。