Dead Musicians Society

日々の話や音楽工房ピーチジャムのことを綴っていきます

ウタヲワスレタカナリヤハ・・・

最近、ジミー・ペイジがギターを弾かなかったと話題になってますね。

ジェフ・ベックジミー・ペイジが日本で共演するとなれば、そりゃ往年のファンはたまらないことでしょうね。

今回はクラシック・ロック・アワード2016という企画。

様々なアーティストが出演するとあって、一番良い席は30万円ということに。

この時点で「なんだかなぁ」と思ってしまうんですけどね、正直。

で、結局ジミー・ペイジの演奏はナシ。

彼目当てに来た客は、特に30万円の席の客なんて怒り心頭だったでしょうね。

当然、返金しろという事に。

しかし他にも出演アーティスト(ジョニー・デップもいた!)がおり、そちらはちゃんと演奏をしたので企画としては成立していると主張。

当初運営側は「最初からジミーには演奏の予定は無かった」と言い、主催側は「予定はあったが演奏してくれなかった」と真っ二つに主張が分かれました。

すったもんだがあり、結局は返金するらしいですね。

まあ、本当にみなさんご苦労様でしたといった感想ですね。

もちろん、欧米なんかは日本と違って徹底した契約社会なので、今回の事もちゃんとした契約書っていうものがあったのだと思います。

演奏する契約になっていたのかそうでなかったのか。でも、その中身なんてどうでもいいと思います。

 私が言いたいのは「ジミーさん、仮にも世界3大ギタリストと呼ばれたあなたなんだから取り敢えず何か弾いてくれ」っていう事です。

契約だ何だと言う前に「弾かせてくれなければ出ないぞっ!」てくらいでないとダメなんじゃないかと思うんです。

ギタリストはギターを弾いてナンボっていうもんですよね。

ギターで世に出たからにはギターに恩返ししないといけないと思うんです。

ギター弾いてなければただの爺さんですからね。

そりゃ寄る年波には勝てないでしょう。

でも同い年のジェフ・ベックなんて今だに進化しているんですよ。

もちろんジェフと一緒に演奏となればもう負けは目に見えてます。

しかし、分かっていてもやって欲しかったな。

もし弾く気がなかったのなら出演を辞退して欲しかった。

ジミー・ペイジ‥‥‥終わっちゃったのかな〜?