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Dead Musicians Society

日々の話や音楽工房ピーチジャムのことを綴っていきます

ワカル? ワカンナイ?

さて、一般的にジャズは分かりずらい音楽なのかもしれません。

よく、私がジャズをやっていると言うと「へー、難しい事やってんね」などと言われますので。

ただジャズと言っても、特にボーカルの入っている演奏なんかですと分かり易いと思いますが、そうでない演奏(いわゆるアドリブ中心)ですと分からないとなってしまうのでしょう。

レッスンの時など、よく先生に言われるのは「分かる必要はない、大切なのは感じるかどうか」と。

例えばジョン・コルトレーンの演奏、特に後期のフリーとも言える演奏なんてハッキリ言って本人以外誰も理解できないんじゃないかと思います。

それでも、その演奏から伝わって来る熱気やメッセージ等をなんとなく感じる事ができると思います。

要はその演奏を良いと思うか否かという事なんだと思います。

ただプレイヤーとしては、できればどんな演奏をしているかを把握しておきたいものです。

がんばってコピーしてアナライズして。

それでも込み入った演奏に関しては、最終的には想像するしかないと言う事もあるようです。

先生は昔からコルトレーンを研究しておりました。

それはかなり根気のいる作業だったと思います。

でもその甲斐あって、最近では結構理解できるようになったと言っております。

コルトレーン研究の延長で、最近ではメシアンの研究もやったりしております。

メシアンの事については追い追い。

ですからハッキリ言ってその演奏の真の凄さが私には100パーセントは理解できていません。

ただ、良い演奏だと言う事はよく分かります。

それは何故か?

理由は分かりませんが何かが伝わってくるからです。

良い演奏を聴く時はこちらも心を開かなくてはいけないと思うのです。

邪心を捨て、まっさらな気持ちになって耳を傾ける。

そうする事で今まで聴こえてこなかったものも聴こえてくるのかもしれません。

分かるとか分からないとか全く関係のない世界なんです。

 

さて今回先生が久しぶりに動画をアップしました。

曲はご存知コルトレーンの「Impressions」です。

ソロギターの題材としてはなかなかのチャレンジだと思います。

ギターからケーブル一本でちっちゃなZT Lunchboxアンプに直の潔い音です。

何のエフェクトもありません。

まさに裸の音。

今回はメシアンの1、2、3、4、6番を織り込んでいるそうです。

しかしそんな事はこの際スルーして聴いてください。

 一度では良さが伝わらないかもしれません。

何度も無心になって聴いてみてください。

何か伝わったら幸いです。

 

 


Impressions ~ Solo Guitar 笹原孝之