ついに、ついに・・・
買ってしまいました。
じゃーん!
MV50クリーンのセットです。
つまりMV50とスピーカーキャビネットのセット。
品薄と聞いて思い切って買ってしまいました。
それにしても思っていたより梱包が大きくてビックリ!
とりあえず、いつもの儀式を済ませます。
箱を開けるとこんな感じ。
これがヘッド部。
こんな感じです。
Lunchboxの上に乗っけてみました。
本当に小さいですね。
MV50はその大きさゆえに、ひょっとしてLunchboxと比べられる事が多いのではないかな?
でも実際はスピーカーキャビネットに繋がなければ音が出ないので、小ささという点ではコンボアンプのLunchboxに軍配です。
ACアダプターはちょっとかさばる感じです。
こちらはBC108スピーカーキャビネットの箱。
こんな感じです。
思っていたよりは・・・大きいかな。
何せ基準がLunchboxなものですから仕方ないですかね。
で、そのLunchboxとの対比です。
VOXの方は奥行きがあり、正面からみた感じもわずかに大きいです。
でも重さはヘッド部とキャビネットを合わせてもVOXの方が軽いようです。
エコスイッチというのは15分くらい無音状態が続くと勝手に電源を落としてくれる便利だかなんだか良くわからないもの。
ある程度の音量が出ていないと無音とみなされるようで、小さな音で弾いていたらいきなりブチッと切れました。まあ使わないかな。
アッテネーターというのは出力が3段階に切り替えられるもので、部屋で弾く時は1/100(最低)で良い感じです。それでも大きいかもしれません。
EQはフラットとディープがあり、小さなキャビネットの場合はディープが良いと書かれてますがそのへんは各自の好みで。私は飾り気のないフラットの方が良い気がします。
前面はトレブル、ベース、ボリュームのノブとVUメーターのみ。
この潔さがいいですね。
弾いた感じ。
まず本物のチューブサウンド。
チューブサウンドをよく「暖かい」と例える事が多いですが、私はちょっと違います。
何と言いますか、音がグラマラスですね。
ちょっと変な例えですが、昔行ったビアガーデンにバドガールのお姉さん方がおりまして、人によっては体型に自信が無いのかワンサイズ上のコスチュームを着ているんです。
でもあのコスチュームが魅力的に見えるのはワンサイズ下。
ちょっとムッチリとした感じが良いんですよね。
まさにこのアンプの音はそんな音なんです。
あのチューブのムッチリとしたコンプ感なんです。
しばらくチューブアンプで鳴らしていませんでしたから、ちょっとチューブの感じを忘れていました。
キャビネットは本当に良くできてます。
しっかり箱鳴りしてます。
これはZTには全く無い感じ。
スピーカーは8インチ。ZTは6.5インチ。この差は大きいでしょうね。ZTも中々良い音を出してくれていましたので、もうチューブアンプはいいかなぁ、なんて思ってもいました。
しかし現代の科学があの面倒くさいチューブアンプをこんなにも手軽にしてくれるなんて。
それとZTの最大の欠点であったあのホワイトノイズはこのアンプではほぼありません。
ホワイトノイズは音が出ている時は全く気にならないんですけどね。
音量ですが、こればっかりは自宅では比較できませんね。
ZTは200Wですし、MV50はチューブで50Wですから両者かなり大きな音が出るのではないかと思います。
持ち運びやすさと言う点ではZTでしょう。
何せ専用のキャリングケースに入れて背負ってしまえばオーケーですから。
総合的に見てどちらか?と聞かれれば・・・MV50でしょうか。
うん〜、やはり音は圧倒的にチューブが好み。
という事になります。
またしばらく使ってみて、気がついた事がありましたら報告いたします。