Dead Musicians Society

日々の話や音楽工房ピーチジャムのことを綴っていきます

オマエハダレ?

かもめんたるっていうお笑いコンビがいます。

彼らはキングオブコント2013で優勝したほどのコント芸人なんです。

いや、コント職人と言ったほうがいいかも。

しかし最近、ちょっと見ないなと思っていたら仕事が激減していたようです。

というのも、彼らはコントは得意なんですが、今流行りのバラエティー番組なんかに出演しても、気の利いた話やアドリブで笑わすなんて事が不得意らしく、結果的に仕事が減ってきてしまったようですね。

彼らのコントって、まあ多くを見たワケではないですが、ちょっとコントというよりは短い演劇と言ったほうが似合う気がします。

笑わせるだけではなく、ちょっと不気味でともすればホラー的な要素が入っていたりして、一言でコントと言ってしまうのは申し訳ないくらい考えられているしっかりとした作りになっている感じで、キングオブコントでの優勝なんて当然くらいの印象を受けました。

それくらいコント作りには定評のある彼らが、それほどでもないお笑い芸人よりも悲惨な状況に置かれているっていうのは、何か納得いかないものがありますね。

最近ではお笑い芸人でありながら学歴の高さを売りにしたり、運動神経の良さを売りにしたり、料理の腕前を売りにしたりする芸人が多いですね。

それはそれで才能だと思います。

以前はそういった才能はちゃんと「笑い」に変えられてから世の中に送り出されていたものですが、最近ではその才能がそのまんまアウトプットされているようです。

それで売れるという事は需用があるという事。

ただそれは、前提にお笑い芸人という事があるっていう事を忘れてもらっては困ります。

全て「お笑い芸人の割に〜」という枕詞がつくっていう事。

ですから、お笑い芸人の本分を忘れないでいてほしいですね。

ただ、最近は本当にその筋の専門家以上の才能を持っているお笑い芸人もいたりして、本当にそっちの道に行ったほうがいいんじゃないかってくらい。

こんな風に思うのも、それだけたくさんのお笑い芸人が世の中で活躍しているっていう事とも言えます。

それでも私はかもめんたるのような不器用だけど自分の道を貫く感じが好きかもしれませんね。

いわゆる職人気質という感じが。

こういう芸人が、もっと評価されるようになって欲しいと思います。

そうそう、最近爆発的ブームになっているピコ太郎こと小坂大魔王もそういった職人気質の人でしたね。彼は音楽活動もほぼ本職としてやっていたようなので、今回の成功は嬉しいでしょうね。

かもめんたるにも頑張って欲しいです。

私のギターの先生も、どちらかと言うと不器用な人だと思います。

そう、まさにギター職人。

かなりの腕前なのにあまり表立った活動もしてません。

そのせいかどうか分かりませんが、you tubeなどでも高い評価を受けているとは、お世辞にも言えません。

だからと言って、あまり世の中に媚びを売るような事もして欲しくないというのも事実ではあります。

こればっかりは先生のギターを理解してくれる人を待つしかありませんね。

 良き理解者をお待ちしております。

  

 

 

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よしひろさん(@yoshihiro8985)が投稿した動画 -